シエラレオネの料理
シエラレオネ共和国 Republic of Sierra Leone | アフリカ →この国の料理のレシピ・リンク集|世界料理マップについて
西アフリカ式の食文化
スペイン語で「ライオンの山」という意味の国名を持つ、西アフリカの国シエラレオネ。イギリスや北米、カリブからの解放奴隷の移住地として、1808年にイギリスの植民地となり、1961年に独立しました。大西洋に面した首都フリータウンは、その名前の通り解放奴隷(その子孫はクリオと呼ばれる)が作った街で、欧米文化がミックスしたクレオール的性格を持つ一方、内陸地では、土着のおよそ17部族が昔ながらの生活を送っています。そのほとんどをマングローブの木で覆われた海岸線。雨の多い高温多湿な気候がマラリア、ポリオ、コレラ、チフスといった病気の発生を高め、さらに長引く内戦のため、欧米に移住したシエラレオネ人も少なくないといいます。↓クリックすると詳細な グーグルマップが見られます。 |
シエラレオネ |
ポピュラーな料理は、西アフリカ式の、ごはんと一緒に食べるスパイシーなオクラや肉の入ったシチューや、スライスしたプランテーン(料理用バナナ)のフライ、豆をつぶして揚げた、西アフリカ版ファラフェルのようなビンチアカラなどです。
プランテーンは、フライが揚がる前にしょうがやとうがらしの粉をかけて、さらに塩をかけます。また、甘くして食べたいときは、砂糖とシナモンをかけることもあるようです。
また、首都フリータウンには、旅行会社や高級レストランを経営するレバノン人が少数、暮らしており、レバノン料理が食べられます。
■参考文献
著者:青木ゆり子 Author: Yurico Aoki
e-food.jp代表、各国・郷土料理研究家、全日本司厨士協会会員 調理師。主な著書:図鑑NEOまどあけずかん「せかいのりょうり」監修(小学館 2021)、「世界の郷土料理事典」(誠文堂新光社 2020)。
★シエラレオネ料理レシピ集 e-food.jp
ビンチアカラのレシピをご紹介しています。
【動画 Movies】
e-food.jp代表、各国・郷土料理研究家、全日本司厨士協会会員 調理師。主な著書:図鑑NEOまどあけずかん「せかいのりょうり」監修(小学館 2021)、「世界の郷土料理事典」(誠文堂新光社 2020)。
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キャッサバリーフのソースの作り方 (Sierra Leone Woman's Cooking Demonstration) YouTube
シエラレオネ人女性による料理デモです。英語。
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