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ナイジェリア国旗 ナイジェリアの料理

ナイジェリア連邦共和国  Federal Republic of Nigeria | アフリカ  →この国の料理のレシピ・リンク集世界料理マップについて


ナイジェリア料理の数々
ナイジェリアのシチュー料理の数々

アフリカの多民族国家の多様な料理

ナイジェリアの人口は1億2千万人。アフリカ大陸最大の人口を要する、世界最大の黒人国家であるこの国は、高温の熱帯性気候で年間降水量も多い国であり、また宗教も多様な多民族国家でもあります。
アフリカ
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ナイジェリア
ナイジェリア

ナイジェリア地図ナイジェリアの3大部族と呼ばれているのは、北部に多く住むイスラム教徒の遊牧民・ハウサ族、西部に住むイスラム教徒の農耕民・ヨルバ族、そして東部に住むキリスト教徒の農耕および商人のイボ族で、食文化もそれぞれ違います。

「African and Arab Cooking」(日本中近東アフリカ婦人会発行)によると、共通でよく食べられているのは、北部では穀物、肉、乳製品(牛乳やヨーグルト、チーズ)などを使った料理が多く、南部ではヤム、キャッサバなどの根菜類の食材が中心で、海岸地域では魚などの海産物をよく食べるとか。

国民食のひとつとして知られているのは、メロンのタネや肉、魚などを煮たエグシスープエグシシチューとも)、またエバという、キャッサバのおだんごもよく食べられています。シチューはアフリカでもかなり辛い部類です。

ドリンクでは、椰子酒(パーム・ワイン)が作られているほか、キリスト教徒向けのワインも。椰子酒は、乳白色の色合いで、そのままカクテルのように甘く、素朴な味わいです。また、ビールも国内ブランドがいくつかあるようです。 エバ


■参考文献



ナイジェリア

面積92万3,768k㎡
人口約1億2000万人
首都アブジャ Abuja 〈旧首都である、最大都市はラゴス Lagos)
住民アフリカ系99.9%(ハウサ族、イボ族、ヨルバ族が3大部族。ほか、フラニ族、ティウ族、カスリ族、イビビ族など)
言語英語、ハウサ語、ヨルバ語、イボ語などの部族語
宗教イスラム教48%、キリスト教35%など
建国1960年10月1日 〈イギリスより独立)


■この国の料理&文化がわかる本
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