カーボベルデの料理
カーボベルデ(カボベルデ)共和国 Republic of Cape Verde | アフリカ →この国の料理のレシピ・リンク集|世界料理マップについて
ポルトガルと西アフリカのクレオール文化
アフリカ大陸の大西洋側に位置し、10あまりの島からなる国カーボベルデ。大航海時代以降、インドや南米大陸に向かう重要航路の経由地としてポルトガルの植民地だった歴史を持ち、1975年にポルトガルから独立を果たしました。↓クリックすると詳細な グーグルマップが見られます。 |
カーボベルデ |
カーボベルデは、もともとやせた土地の無人島だったところに、ポルトガル人が西アフリカから連れてきた黒人奴隷を住まわせた経緯があります。ポルトガル人との混血も進み、また、ポルトガルと南米の旧ポルトガル領ブラジルとの中継地点として、音楽、そして料理などにユニークなクレオール文化を育んできました。
カーボベルデの国民食といわれるカシューパ(もしくはカチュパ。Catchupa)などは、とうもろこしや豆、野菜、豚肉、ソーセージなどを煮込んだ、現在ブラジルでよく食べられているフェイジョアーダに似た、まさにヨーロッパと西アフリカの文化がミックスしたごった煮料理です。
ほかには、ポルトガル人の好んだバカリャウ(干しタラ)や車えびのグリル(ガンバ・クレオール)、ソーセージ、南米原産のキャッサバなども食べられています。
ドリンクは、さとうきびのラム酒アグアディエンテ(Aguardiente)や、コーヒー、シナモン、イチジクの葉、ペパーミント、オレンジまたはライムから作るお酒サンアンタオ(A San Antao)、またフォゴ島のローカル酒であるマネコム(Manecom)などがポピュラーです。
■参考文献
パリで出会ったエスニック料理
著者:青木ゆり子 Author: Yurico Aoki
e-food.jp代表、各国・郷土料理研究家、全日本司厨士協会会員 調理師。主な著書:図鑑NEOまどあけずかん「せかいのりょうり」監修(小学館 2021)、「世界の郷土料理事典」(誠文堂新光社 2020)。
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アロス・デ・アトゥムのレシピをご紹介しています。
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e-food.jp代表、各国・郷土料理研究家、全日本司厨士協会会員 調理師。主な著書:図鑑NEOまどあけずかん「せかいのりょうり」監修(小学館 2021)、「世界の郷土料理事典」(誠文堂新光社 2020)。
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