南アフリカ・ワイン
South African Wine
ムルダーボッシュ ステン・オプ・ホウト
1999 白
Mulderbosch Steen-op-hout 1999 White
南アフリカのワインが世界市場に本格的に登場したのは、アパルトヘイトが全廃された1990年代の始め。南アフリカ醸造者共同組合(KWV)による大量生産のワインが、日本でも大手メーカーから販売されていますが、正直いっておいしいと思いませんでした。でも、南アフリカ・ワインの真価は、どうやら個人経営によるブティック・ワイナリーにある様子。
この南アの白ワインは、とびっきり個性的な醸造者マイク・ドブロニックによるもの。この人は、いつも大きなつば広帽を被り、ぶどうの収穫時にはモーツァルトを演奏し、古代哲学者の言葉をやたら引用する奇癖の持ち主だそうです。失礼ながら、田舎でこだわり持ってものを作っている偏屈おやじを想像してしまいます。あ、ワインの味の方は、白では一番グッドでした。
少しうんちくを申しますと、"Steen"はアフリカーンス語でシュナン・ブランのこと。"op-hout”は「樹になった」の意味。グリーンがかったペール・イエローの色合いに、花やトロピカル・フルーツ、メロン、アプリコット、洋梨の香り。「はちみつを想わせる甘いトロピカル・フルーツ風。フレッシュ&フルーティーで、バランスのよいエレガントなワイン」と解説されています。
●価格: 1200円