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バンコク 旅行記
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バンコク経由でインドに行った人からよく聞く感想。「タイって本当にホッとするよねぇ」。
つまり、"濃い人"ばかりのインドでもまれて帰ってくると、タイ人の穏やかさが身にしみるというのです。
私がタイを居心地のいい場所と感じるのも、ここらあたりに理由がありそうです。
というわけで、ちょこちょこ通っているうちに渡バンコク歴もいつの間にか10回を超えました。
これまでの記録もふまえて、2000年7月旅行記をお届けします。
1バーツ=3円弱(2000年7月現在)
| 目次 | |
| ●タイの第一印象 | 実は、タイの第一印象はよくなかったのです。 |
| ●タイへの道〜航空券について | アメリカ系航空会社の無料航空券を使って旅行。 |
| ●私のバンコク滞在パターン コラム: バンコク‘ワケあり'ホテル タイでドレスをオーダーメイド タイでお買い得なもの |
バンコクへ旅行する人へのアドバイスなど。 |
| ●タイ北部旅行記 (チェンマイ 3/31-4/4/2000) (チェンライ7/20-25/2000) |
ゴールデン・トライアングルと山岳少数民族に会う旅。 |
| ●スラターニーで結婚式参列 | タイ式結婚式って? |
| ●タイの食べもの フォト集 | 屋台から高級レストランまで。 |
![]() ぼけた写真だが、タイ式の神棚。右にお供えしてあるのは、 ストローを差したファンタ・ジュース! いろんな意味でタイっぽさをあらわした風景のひとつ。 |
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【タイの第一印象】 【タイへの道〜航空券について】 【私のバンコク滞在パターン】 |
| コラム1 バンコク‘ワケあり'ホテル その昔、初めてのバンコクは、カオサン通りのゲストハウスに泊まった。いわずと知れたバックパッカーのたまり場である。初めてカオサン通りに行くと、その異様さにきっと息をのむはずだ。長期滞在風な国籍不明のあやしい旅人、上半身ほとんど裸で毛むくじゃらの白人旅行者なんていうのがゴロゴロしている。ここには、そういった貧乏旅行者向けの安宿が軒を連ねているのだが、部屋を選べばまあまあ安全で快適に過ごせる。 宿選びのコツは、メインストリート沿いの宿や、見るからにあやしげな人が出入りしている宿は避けること。前者は騒々しく、後者は中で何が起こっても文句がいえないからだ。おすすめは、チャオプラヤ川沿いのお寺の近くにあるゲストハウス群。やたら欧米かぶれしたメインストリートよりもタイっぽい雰囲気で、落ち着いている。 カオサンに関する日本語情報紙が発売されているのをご存知だろうか?カオサン在住(?)の日本人男性、ジミークンの発行する情報紙「ジミークン・マップ」である。当地のバス乗り場マップやおすすめ屋台などの情報がくまなく掲載されている。しかもちょくちょく改訂版を出しているらしい。カオサン通りに面した旅行代理店で販売されている。 よりタイらしい雰囲気のするゲストハウスを探すなら、カオサンから徒歩10分くらいのところにある、国立図書館裏のゲストハウス街がいい。ここはインドで知り合ったイギリス人旅行者から聞いた。タイの普通の民家を改造したような造りで、ホームスティをしている雰囲気で滞在できる。ホスピタリティも家庭的。同じビンボー・バックパッカーの泊まり客でも、カオサンに比べて幾分上品な感じだ。日本人はほとんどいない。なぜなら「地球の歩き方」に紹介されていないから! カオサンを卒業した後は、サヤーム・スクエア近くのゲストハウス街に泊まるようになった。宿泊代はカオサンよりも割高だが、町の中心地で交通の便がいいし、ホテルの設備もややいい。 マレーシア・ホテルという、ベトナム戦争の忘れがたみのようなホテルにもなりゆきで泊まったことがある。建物は老朽化しているが清潔で、宿泊代が1泊500バーツと安い。ロビーにはあやしげな風体のアメリカ人男性・女性や、タイ人女性がたむろっていたりして、何だかヒッピーたちが世界を旅していた60〜70年代にタイムスリップしたような錯覚に陥る。 このホテルはホモの客も多いらしい。小さなプールもあったりするのだが、連れだった男性は、「とても入る気になれない」といっていたっけ。ホモの視線が痛いらしい。エレベーターの中でじーっと見つめられて気色悪かったともいっていた。ただ、ホテル側は健全化を目指している様子で、「ホモ用フロア」と一般客のフロアを別にしているらしい。 ちなみにこのホテルのロビーにあるタイマッサージ屋は、大変まともかつ良心的で、腕のいいマッサージ師も多いかった。 飛行機の出発時間が早朝のときは、ドンムァン空港の近くのホテルに泊まったこともあった。空港前にあるアマリ・エアポート・ホテルが目立った場所にあるが、値段が高くて、私の周りでは評判がよくない。このホテルの裏手には、元ムエタイのボクサーだったというノーイさんが経営するノーイ・ゲストハウスという1泊200バーツ安宿がある。しかし、女性なら泊まるのをちょっと躊躇してしまうだろう(^^;)。競合する宿がほかにないので、汚い運河をのぞむボロ小屋(失礼)で200バーツは高いという声もある。まぁ、ついでがあったら見学してみてください。ただ、ノーイさんは気に入った人(特に女性)には優しいので、ここに泊まっている日本人は多いようだ。 私はさすがにここに泊まる気にはなれず(^^;)、空港に徒歩で行けて、値段が手頃で、そこそこ清潔だということで、ドンムァン・マンションというホテルに宿泊することにした。ここがまた謎めいたホテルだった。1泊1000バーツと表示されているのだが、交渉すればすぐに700バーツくらいに値引きされる。部屋もミステリアスで、古めかしくだだっぴろい部屋になぜか大きな冷蔵庫がついている。旅行客はあまり泊まっている様子がなく、かといって長期滞在している人もいなさそう。入り口近くにあやしげなマッサージ屋があり、その手の客向けホテルなのかといえば、そうでもないらしい。今でもつぶれずにあるんだろうか?チャンスがあったら再訪してみたいところだ。 |
| コラム2 タイでドレスをオーダーメイド バンコクには、実にたくさんの仕立屋がある。特に外国人旅行者の多いスクンビット通りやカオサン通りには、その手のブティックが鈴なりに並んでいる。そのほとんどがなぜかインド人の経営らしい。 以前私は、1着100ドルぽっきりというのに惹かれて衝動的にオーダーメイドのスーツを作ったことがあったが、これは失敗に終ってしまった。どの店にも欧米のファッション雑誌が山積みされていて、その中から自分の好きなデザインを選び、次に生地を選んでから採寸を行い、仮縫いを経て仕上げてもらうという方法を取っている。私もその通りに仕立ててもらったのだが、実際に出来あがったものはどうにも安っぽくて、1度か2度袖を通しただけでたんすの肥やしを化してしまったのだった。 ![]() さて、今回のバンコク滞在中には、そのリベンジ戦をやってやろうと思っていた。今度はドレス。それも日本から比較的シンプルなドレスそのものを持ちこんで、これをちょっとアレンジしてオーダーしてみようと思った。これなら、採寸や仮縫いの時間が省けるし、デザインの選択ミスもないだろうから。 その代わり手間をかけたのは生地選びだった。タイでは、有名なタイ・シルクをはじめ、ヨーロッパ製のサテン生地から庶民向けの安い綿まで、質、種類とも豊富に市販されている。タイ・シルクお呼ばれ用のドレスなどだったらいいけれど、普段着としてはごわごわしていて着にくく、あまり実用的ではない。そこでいろいろ迷った結果、インド・シルクにした。ワールドトレードセンターの中にある生地屋だ。2m50で1800バーツと値段は意外と高かったが、なめらかな手触りと、奇をてらわないながらもユニークな生地のデザインが気に入った。 次は仕立て屋選び。ワールドトレードセンターの中にはイタリア製のブランド生地を売る店などもあるのだが、仕立て代が高い。相場は、ドレス1着2000〜3000バーツくらいだそうだ。そこで、先の生地屋に、友達の仕立て屋を紹介してもらった。感じのいいインド人夫妻の経営するこの店では、同じドレスの仕立て代が1000〜1200バーツ。サンプルになるドレスを用意したので、仕立て具合はあまり心配しなかった。 3日後にピックアップしたが、今度は仕上がりも縫製もカンペキ!自分の思った通りのドレスを作ってもらうことができて、本当にうれしかった。この夏はときどきこのドレスを着て外出している。 さて、今回の件で思ったこと。先のワールドトレードセンターの生地店では、バーゲンシーズンになると、マックスマーラやアルマーニなどのイタリア製生地が半額にディスカウントされる。これを安い仕立て屋に持ちこんだり、また日本に持ちかえって自分で縫えば、もっと価値ある服ができるかもしれない。生地問屋のあるプラトゥーナム市場で安い生地を買いこむのも楽しそうだ。 |
| コラム3 タイでお買い得なもの ●ちょっと前まで使い捨てコンタクトレンズ(タイでは眼科医の検診は必要ない)が割安感があったが、今は日本でもディスカウントされ始めたので、あまり価値はなくなってしまった(ちなみにある筋から聞いた話だと、使い捨てコンタクトレンズの原価なんてタダみたいなものだそうで)。ただオプティフリーなどの洗浄液、付属品は日本のディスカウント価格のさらに半額以下で買える。 ●ワコール、トリンプなどのブランド下着はお買い得。よく知らないが男性ものも安いらしい。 ●欧米のブランド品は値ごろ感はあまりない。タイ製のライセンスものは安い場合もあるが、作りがちゃちなこともあるのでよく確かめてから買った方がいい。 ●プラダのコピー・バッグが1000円くらいで売られていたりする。‘PANDA'などのまやかしではなく、堂々と(?)PRADAのロゴ入り。いっけん本物と見分けがつかないが、本物だって不当に値段が高いだけでしょせんはパラシュートの布だもんね。この激安加減は、欧米ブランド品をありがたがる人たちへの皮肉になっていて笑える。ちなみに、これらの偽ブランド品を日本に持ち帰ろうとすると、税関で没収されることになっているので注意。 |