2005年07月13日

【西麻布】西麻布交差点から少し入ったところにある、ポルトガル料理レストラン。
写真は、ディナーの名物"魚介のカタプラーナ"3800円。ポルトガル製の専用鍋に、渡りガニやアサリ、ブツ切りのタコなどのシーフードを、まるごとのトマトと一緒に蒸し煮した、豪快な一品です。
南仏の"ブイヤベース"にも似たこの料理は、スープに魚介のエキスがたっぷりしみこんでいて、むせび泣きたくなるようなおいしさ(笑)。そして、ポルトガル人も日本人と同じで、魚介が大好きなんだなぁと、実感できる料理でした。

さらに、残ったスープは、ごはんを入れてリゾットにしてくれるサービスも(左写真)。これがまたウマい。ポルトガルにますます親近感を感じました。今回はひと鍋を2人で平らげましたが、ちょっと多かったですね。3?4人で食べに行くのがちょうどいいと思います。
メニューにはほかにも、魚の料理がいろいろありました。おすすめされたのは、"バカリャウ(干タラ)のコロッケ"=ボリーニョ・デ・バカリャウ)6個800円。薄いころもで揚げたトロトロの干タラが、またまたグッドでした。
ランチは月?金のみになってしまい、私はなかなか出かけられそうにありません。詳しい情報はe-hillsのサイトなどに掲載されていますので、参考になさってください。
さて、魚介料理が多いこと、同じイベリア半島ということで、スペイン料理と混同されがちなポルトガル料理ですが、専門店で食べてみると、違ったカラーを持っているのがよくわかります。おおまかな特徴はこんな感じ。
--------------------------------------------------------------------
■干タラを使った料理が多い
大航海時代の名残り。干タラは船中の保存食として活用された。今でも海岸部を中心によく食べられている。ちなみに、同じ海洋国のギリシャ(現地では"バカヤロ")や、旧宗主国のブラジルでも干タラをよく食べる。
■コリアンダーをよく使う
コリアンダーは国によって、パクチー、シャンツァイ、シラントロなどと呼ばれる。今やタイなど東南アジア料理に欠かせない野菜だが、実は原産地は、ポルトガルのある地中海沿岸地方や、中東である。
■日本人になじみのある料理が意外と多い
それもそのはず。かやくご飯も、かき揚げも、天ぷらも、ポルトガル人(南蛮人)が日本に伝えたのだから!
かやくご飯は"コイジド・ア・ポルトゲーザ"や、かき揚げは"パタニスカス・デ・バカリャウ"、天ぷらは"フィレッテ"が、それぞれ元祖といわれている。ちなみに、イワシの炭火焼もポルトガル人の好物。
■卵の黄身を使ったデザートが多い
エッグタルト(マカオ経由で日本でもブームになったポルトガルのお菓子。現地では"パスティス・デ・ナタ")も、プリン(写真)も、卵の黄身をたっぷり使っていて、濃厚な味わい。
--------------------------------------------------------------------
もちろん、「ヴィラ・マダレナ」では、これらの料理のいくつかをいただくことが可能です。
中には、ブラジル発の"チーズパン"(ポン・デ・ケージョ)などというメニューも。料理には、微発泡ワインの"ビーニョ・ヴェルデ"(3000円から数種あり)や、本場のポートなど、ポルトガル産のワインがよく合います。
「スペインでは闘牛の牛を殺すけれど、ポルトガルの闘牛は牛を殺さない」という話を聞いたことがあります。スペインより、国民性が穏やかなのだそうです。料理の味付けもどことなくやわらかい印象。そんなところも、日本人にマッチするかもしれませんね。

ヴィラ・マダレナ Vila Madalena
港区西麻布2-24-17
Tel. 03-3499-1777
http://madalena.web.infoseek.co.jp/
■営業時間:
ランチ 11:30-14:00(LO) (土日祝はランチ休)
ディナー 18:00-0:00(金・土?翌3:00)
■定休日:無休
トラックバックURL:
» Vila Madalena(ヴィラ・マダレナ) from トラックバックによろしく♪☆o(≧▽≦)o☆♪
Vila Madalena(ヴィラ・マダレナ)
西麻布のポルトガル料理店
日替わりランチ 1,000円
ポルトガル好きにはたまらないお店。
...
トラックバック時刻: 2006年03月20日 22:02
BOATARDEさん、ていねいなコメントをありがとうございます!
情報がお役に立ててよかったです。最近こちらのお店の姉妹店が銀座にできましたね(ヴィラモウラ)。でも静けさなら西麻布店がおすめめです。
はじめまして。お料理の説明が具体的で興味を持ちました。他国の料理との違いの説明も判りやすく参考になりました。最後のコメント、「スペインでは闘牛の牛を殺すけれど、ポルトガルの闘牛は牛を殺さない」も、良い味付けになっていますね。ぜひ行ってみたいという気持になりました。いえ、必ず行きます。麻布は用があって2週間に一度は足を向けていますので。有難うございました。