2004年12月01日


【六本木7丁目(赤坂9丁目)】建設工事中の旧防衛庁跡と乃木坂駅の間にある、イタリア製の薪窯を使った、本格派ナポリ・スタイルのピッツェリア。
ランチには、ピッツァ・セット1500円(マルゲリータか本日のピッツァから選択。サラダ、ドリンク付き)とパスタ・セット1000円(同じく複数から選択。サラダ、ドリンク付き)がありますが、ここは迷わず、ナポリ・ピッツァの本領がわかる、シンプルなマルゲリータ(写真)をおすすめします。
ただ、1500円の直径30cmはある大きなピッツァを、イタリア人式にひたすら1人で食べるのもいいですが(^^;)、経済的にも、2人以上で来て、ピッツァとパスタをシェアするのも悪くありません。
「1830」は、南イタリア出身のベテラン・ピッツァ職人、フィリッポ・マルティラドンナさんが腕を振るうお店。ただ、ランチタイムに薪窯でピッツァを焼いていたのは、若い日本人女性でした。店名の「1830」は、ナポリに世界で初めてピッツェリアが誕生した年号だそうです。
ピッツァ・マルゲリータは、モッツァレラチーズとトマトソース、バジルの葉だけの具で、味付け以上に、生地の焼き具合が決め手。ランチでも十分に生地のモチモチ感が楽しめたので、本場仕込みのベテランがピッツァを焼くディナーは、もっと期待してしまいます。
また、ピッツァの具に使うモッツァレラチーズを、安価な牛乳モッツァレラで代用しているお店が意外と多いのですが、「1830」のサイトによると、こちらでは、きちんと本場流にコクのある水牛ミルクのモッツァレラ(モッツァレラ・ブッファーラ)を使用しているとのこと。これは、なかなかポイント高いです。
オリーブオイルを使い、野菜やシーフードの具が多いナポリ・ピッツァは、一般的にアメリカン・ピザよりもカロリーが少なくて、ヘルシー。なるほど、客層は若い女性が中心でした。
ちなみに「1830」によると、本物のナポリ・ピッツァの条件は、
●生地に使用する材料は小麦粉、水、酵母、塩の4種のみ
●生地は手だけを使って延ばす
●窯の床面にて直焼きする(窯の温度は摂氏450?480度。数時間前に火入れして準備。焼き上がりまでは約1分)
●窯の燃料には薪を使用 とのこと。
消防法の関係で高いビルの中では薪窯を設置するのが困難のようで、この界隈では、"本物の"ナポリ・ピッツァが食べられる貴重な一軒といえそうです。
※参考「ナポリ・ピッツァに夢中」(e-food)
「ナポリ・ピッツァの基礎知識」
1954年創業の「ニコラス・ピザハウス」以来、六本木がピザの代名詞といわれた時代もあったとか。ピザ、ピッツァと呼び方を分けるようになった今も、六本木にはイタリア・レストランが非常にたくさんあります。
六本木交差点から乃木坂方面まで400m程度歩いただけで、周辺にイタリア料理店が軽く10軒は見つけられました。 さらに、イタリア料理店も、リストランテ、トラットリア、オステリア、ピッツェリア...と本国風に名称を細分化していたり。地方料理の専門店もいろいろ登場しました。
たとえば、六本木ヒルズには、開店当初からのミラノの超高級北イタリア料理レストラン「サドレル」と、弟分的な「レスタジ」に続いて、"ザガット・サーヴェイ"のニューヨーク版で一番人気だったという、アメリカ風イタリアン「イル・ムリーノ」、そして「サルヴァトーレ・クオモ」のピッツェリア「毛利サルヴァトーレ・クオモ」がオープンしました。
「ニコラス」全盛の昭和30年代から考えたら、驚くばかりでしょうね。
1830
港区赤坂9-6-28 アルベルゴ乃木坂1F
Tel. 03-3402-1830
http://www.stillfoods.com/restaurant/1830/
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先日、ディナーに出かけて、ナポリから来たピッツァ職人さんが焼いた"ピッツァ・マルゲリータ"を改めていただいてみました。
ランチと何が違うかといえば、まず、ピッツァの縁の焼き具合。生地がゴツゴツして、ところどころ焦げていたりで、見栄えはよいといえないかもしれませんが、そこがワイルドで、ナポリらしい。パリパリ、さっくりとしていて、生地の歯ごたえは抜群です。
同席したナポリに旅したことのある面々と「ナポリだ〓!」と思わずうなずき合い、感動してしまいました。