ベネズエラ(ヴェネズエラ)・ボリバル共和国 Republic of Venezuela |
南アメリカ
とうもろこしのパン"アレパ"が国民食 南米大陸の北部、カリブ海と大西洋沿岸にあり、ブラジルやコロンビア、ガイアナと国境を接する国ベネズエラ。国名のベネズエラは、”アメリカ”の語源になったイタリアの探検家アメリゴ・ベスプッチらが、原住民の水上ハウスを見て故国のベネチアを連想したことから名づけられ、また、チャベス現大統領が加えた”ボリバル”は、独立運動の指導者シモン・ボリバルに由来するもの。国内には、南米最大のマラカイボ湖をはじめ、世界一の滝といわれるエンジェルフォールやテーブルマウンテンがある、世界遺産に登録されたギアナ高地のカナイマ国立公園があります。 |

パベロン・クリオロ
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ベネズエラはさまざまな民族が集まった多民族国家。先住民のカリブ族やアラワク族をはじめ、侵略者のスペイン人、奴隷として連れてこられたアフリカ系、中国からの移民、そして近年は中南米の周辺国からの移民もやってきており、料理にもその多彩な文化が反映されています。
そんな中で、ベネズエラの国民食といわれるのは、アレパ(Arepa)というとうもろこしの粉から作ったパン。このアレパに肉やたまご、チーズなどをはさんで食べます。ほかにアレパに似た、とうもろこし粉に砂糖を加えた甘いパンケーキにチーズをはさんだカチャーパ(Cachapas。地域によってカチャーパ・デ・ホヤ=Cachapa de Hojaという、とうもろこしの皮で包んだカチャーパもある)や、パンにチーズをはさんで揚げたテケーノ(Tequenos)、生地に具をはさんで揚げたエンパナーダといったスナックもポピュラーです。
また、他の南米諸国と同様、ベネズエラでも肉をよく食べます。アレパと一緒にいただくサンコーチョという肉と野菜のスープや、パベロン・クリオロ(Pabellon Criollo)という、トマトソースで煮込んだ肉またはソーセージ、黒豆、ごはん、プランテーンバナナのフライをワンプレートに盛り付けた料理、モンドンゴという牛の胃袋(または牛の足やモツ)と野菜の入った濃厚なスープがポピュラーな食べ物。海に面した地方では魚もよく食べられます。
またベネズエラでは、クリスマスのシーズンに、アジャーカ(Hallaca)という肉(牛肉、豚肉、鶏肉のいずれか)やオリーブ、ケッパー、ペッパーソースといった具をとうもろこしの粉の生地でくるみ、さらにバナナの葉で包んで蒸した料理を食べる習慣があります。アジャーカの具には地域差があり、たとえば首都カラカスのアジャーカは具がたっぷりだったり、アンデス地方のアジャーカは種なしトマトが入っています。
ベネズエラのポピュラーな飲み物は、パパイヤやマンゴー、バナナ、パイナップル、グァバ、オレンジ、いちごといった果物や、さとうきび、タマリンド、ココナッツのフレッシュジュース。果物のジュースはしばしば、バティード(Batidos)と呼ばれるミルクセーキで飲まれます。ほかにはビールやコーヒー、チチャというとうもろこしまたは米を発酵させた飲料もよく飲まれています。
■参考文献
※上記の解説は逐次、更新します。
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ベネズエラ
| 面積 | 91万2,050ku |
| 人口 | 約2,300万人 |
| 首都 | カラカス Caracas |
| 住民 | 先住民と白人の混血66%、白人22%、黒人10%、先住民2% |
| 言語 | スペイン語 |
| 宗教 | カトリックが大多数 |
| 建国 | 1811年7月5日
(スペインより独立) |
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英語版地図
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