アルプスの山々に囲まれた、チーズ料理のおいしい国フランス、ドイツ、イタリア、オーストリアと国境を接したスイスは、さまざまな文化背景を持つ住民で構成された多民族国家。大きな国ではありませんが、料理にも地域ごとに、隣接国の影響を受けたさまざまな特色があります。イタリアのパスタもあれば、ドイツのハムやザワークラウトもある、といった具合です。 |
![]() ラクレット |
そして、このチーズを使ったチーズ・フォンデュ(フォンデュは、フランス語のfondre=溶かすに由来)は、まさにスイスを代表する料理。カケロンと呼ばれる鍋を熱し、白ワインにレモン、ニンニクを加えて温め、そこにエメンタールやグリュイエール・チーズを削りながら入れて溶かして作るのが本場式。そこに、小さく切った白いパンを串やフォークに刺して、鍋のチーズに浸していただきます。チーズフォンデュには、家庭や地方によってさまざまなバリエーションがあります。 また、じゃがいもやハムに溶かしたチーズを乗せて食べるラクレット(レシピ)という料理も。こちらも、日本の鍋料理やすき焼きと同じように、みんなで食卓を囲んで楽しむスタイルの食事といえます。とても簡単に作れるので、日本の家庭でトライしてみるのもおすすめ。 飲み物は、スイスでは紅茶よりもコーヒーやココアがポピュラー。かの「ネスレ」の本社もスイスにありますね。そして、「リンツ」に代表される、高品質なスイスのチョコレートも世界的に知られています。そう、ココアに新鮮なミルクを混ぜた板状のチョコレートを発明したのは、スイス人だったのです。
■参考文献
※上記の解説は逐次、更新します。 ![]() |
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