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イスラエル国旗 イスラエルの料理

イスラエル国 State of Israel | 中東  →この国の料理のレシピ・リンク集世界料理マップについて


ファラフェル
ファラフェル

ユダヤ移民の国の多彩な料理


およそ80もの国からのユダヤ系移民が集まり、1948年に独立した国イスラエル。彼らが持ち込んだ料理は、東欧やロシアから、イタリア、北アフリカ...と、実に多彩です。
中東
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イスラエル
イスラエル

イスラエル地図旧約聖書で「乳と蜜の流れる地 Land of Milk and Honey」 といわれたイスラエル。独立前は荒れ果てた土地だったところを、キブツと呼ばれるイスラエル特有の農業共同体が中心になって、農牧地を大規模に整備した賜物でした。 現在では、食料自給率の高い国となっています。

先の移民料理のほか、土着の料理としてイエメン料理も。25世紀も前にこの地を追われ、アラビア半島の南東の一角に暮らしていたものの、イスラエル独立ともに帰ってきた人々。香辛料をきかせた辛い料理や、カハルという、動物の乳房を焼いてミルクを取り除いた料理、バッタなどを食べるといいます。 また彼らは、ヒルベというトマトピューレとフェネグリーク、にんにく、黒コショウ、唐辛子などを混ぜた辛い調味料を使います。

聖書の中に登場する、ガリラヤ湖でとれるセントピータースフィッシュ(聖ペトロの魚)も。カサゴの一種で、ガリラヤ湖のほとりのレストランで焼いたものを食べさせてくれます。

ユダヤ教にゆかりの料理も。まず種なしパンのマッツォ(ボール状のものをチキンスープに入れて食べたり、チョコレートのついたお菓子風のマッツォが市販されています)。また、安息日である土曜日のためのシチューのようなチョレント(安息日には火を使ってはいけないので、前日からオーブンにかけておける料理が発達している)。

ファラフェルなど、パレスチナの地に古くからある料理も。また、ゴラン高原ではワインの生産が盛んです。

   
マッツォボール(種なしパン)のスープ    

■参考文献
タイムライフブックス 世界の料理 「中東料理」(ハリー・G・ニクルス著)
The Food of Israel (シェリー・アンスキー著)



イスラエル

面積2万1056k㎡
人口約600万人
首都エルサレム Jerusalem
住民ユダヤ人、パレスチナ人などアラブ系
言語ヘブライ語、アラビア語。英語
宗教ユダヤ教、イスラム教(大半がスンニ派)、キリスト教
建国1948年5月15日 (イギリスより独立)
エルサレム
エルサレムの旧市街は、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地であり、狭い地域にこれら3つの宗教の信者が分かれて住んでいます。こんな緊張感のある場所は世界にもなかなかないでしょう。

私はドイツのキリスト教団体が運営するユースホステルに宿泊しました。この中だけは落ち着ける感じがしました。

■この国の料理&文化がわかる本
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