ソーセージとビールだけではない、 |
![]() ソーセージ (日本人の目には どう見てもハムなのだが、 ドイツ人はソーセージだと 言い張る。 薄く切ってあっても、 もともとは腸詰めだからだそう。 |
また、ハンブルクといえば、ハンバーグを連想しますね。ハンバーグは、もともとドイツの料理ではなく、モンゴル〜トルコ系の騎馬民族で、13世紀にヨーロッパ侵略をはかったタタール(韃靼=だったん)人が持ち込んだ生の馬肉のミンチ料理から派生した、タタール=タルタルステーキがもとになった料理。ハンブルク港からイギリス、アメリカに渡って「ハンブルクから来た料理だから」ハンバーグと呼ばれるようになったとか、また"ハム"から連想されたとかいわれ、世界中で定着しました(ちなみにご当地ハンブルクをはじめとするドイツでは、ハンバーグとはいわず、フリカデレ(フリカデル)といいます)。 フランクフルトのある西のライン川流域は、ビールやワインの産地があり、フランクフルトは、その名もフランクフルト・ソーセージの発祥地。正式名を"フランクフルター・ヴェルストヘン"といい、茹でたてにマスタードをつけて食べます。ほかに、豚の胃袋にじゃがいもやたまねぎ、ひき肉などを詰めてゆでたザウマーゲンという名物料理も。 ゲーテ街道の中心地である、東部のチューリンゲン地方では、香ばしい焼きソーセージのテューリンガー・ヴルストがよく知られています。 アルプス山脈のもと、美しい森と湖に恵まれた南部のバイエルン地方は、ビールとソーセージの宝庫。バイエルンの州都で、世界的なビールの名産地ミュンヘンには、"オクトーバーフェスト"という、有名なビール祭がありますが、バイエルン出身の友人によると、バイエルン人には、きちっとして真面目なドイツ人の印象とちょっと違った、お祭り好きで、のんびりした南国的気質があるんだそうです(そして、バイエルン語という、標準のドイツ語とちょっと違う言葉を話します。現ローマ法王のベネディクト16世もバイエルンの出身でした)。 そして、ドイツ人は確かにソーセージが大好き。イギリス人が牛食いで、フランス人がカエル食いなら、ドイツ人はソーセージ食いと言われるほどで(Wurstfresser。これを聞いたらドイツ人は苦笑い。民族間のおちょくりがからんでいるので、決して面と向かって言いませんように...)、種類も実に豊富(1500種近くあるとか)。バイエルンでは、ヴァイスヴルストという仔牛の肉だけで作られた白いソーセージや、ニュールンベルガー・ヴュルストヘンという、スパイスの効いた小ぶりのソーセージが名物です。 特に、生粋のミュンヘンっ子は、ヴァイスヴルストに特別の思い入れがあるようで、注文は1本ずつ、必ず甘いマスタードをつけて食べ、付け合せはブレーツェ(プリッツェル)、飲み物はビールでなくてはいけないという決まりがあるんですって。南ドイツでは、肉料理のほかに、シュペッツェレ Spaetzle (レシピ)という、ニョッキのような小麦粉のおだんごをゆでて、チーズなどをかけて食べる素朴や料理もポピュラー。 ほかにも、豚すね肉を塩ゆでしたベルリン名物のアイスバインや、仔牛カツレツのシュニッツェル、小麦粉のパスタ風料理が特徴的な南西部のシュヴァーベン地方の肉ぎょうざマウルタッシェなど、ドイツの郷土料理は数知れず。ライ麦や黒麦を使ったパン(これも種類が多い)や、樹木の年輪をかたどったバウムクーヘンに代表される素朴なお菓子。さらにはドイツ全土で何と6000種以上もあるという地ビール、そしてモーゼルやラインガウ、陶磁器でも有名なマイセンなどで作られる芳醇なワインも、その豊かな地方色に彩りを添えています。
■参考文献
※上記の解説は逐次、更新します。 ![]() |
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■さらに詳しい情報 ドイツ料理について|料理の写真|レシピ|ドイツ料理レストラン|ドイツ料理の本
ドイツ大使館 |
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![]() タイムスリップしたような古めかしい東ベルリンの街並みに、私はとりわけ感銘を受けました。 |
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