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ロシア人街
ブルックリンの南東部、大西洋に面したブライトンビーチには、昔からロシア移民(主にユダヤ系ロシア人)がたくさん住んでいました。ブルックリン出身で、アメリカ屈指のユダヤ系劇作家であるニール・サイモンの書いた、「思い出のブライトンビーチ(ブライトンビーチ回顧録) Brighton
Beach Memoir」なんてお芝居もありますが、移民たちの故郷である黒海沿岸の街をもじって、"リドル・オデッサ"と呼ばれることもあります。天気のいい日に、海岸でひなたぼっこをしている地元のおじいさん、おばあさんたちの姿を見ると、何だか本当に黒海の沿岸に思えてしまうほど。
また、ブライトンビーチは、日本人が毎年優勝して話題なった、ホットドッグの早食い大会を開催している「ネイサンズ」の本店や、レトロな遊園地コニーアイランドなども近く、どこか懐かしい雰囲気のただようエリアです。 現在は、古くからの住人であるロシア人に加えて、ソ連崩壊後に移住してきた、グルジアやアルメニアなど、旧ソ連の共和国の移民も増えている様子。街には、ロシア・レストランに加えて、これらの国々のレストランもぽつぽつと見かけました。 |
ブライトンビーチの目抜き通り。古めかしい地下鉄の高架線の下には、ロシア文字の世界が広がる。 |
ウィンドーで見かけたウォッカの数々。珍しいボトルもいろいろあった。
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街のロシア料理レストラン。なかなか年期がはいっている。 |
ロシア食材店。もともとユダヤ系の惣菜屋だった"デリカテッセン"の文字が見える。
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ロシアカフェ。ロシア文字がエキゾチック。そそられる...。 |
グルジア料理の「トビリシ・レストラン」。残念ながら閉まっていたが、ここはなかなかおいしいお店だそう。"ライブミュージック"というのも気になる...。
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