2010年06月08日

6月11日の開幕までに何とか間に合いました?(笑)。4月からこの「世界料理ブログ」にアップしてきたサッカーのワールドカップ・南アフリカ大会の出場32ヶ国の国旗弁当が、やっとすべて出そろいました。
e-foodでは、2002年に行なわれた日本・韓国共催のワールドカップから、ゲストを交えて全出場国の料理を紹介するイベントを行ってきたのですが、これだと参加者が首都圏に限られてしまうため、今回はイベントに加えて、ネット上でも楽しめる出場国の料理紹介を企画しました。
でも、ただ各国の料理レシピを紹介するだけではありふれているので、今や日本が世界に誇る弁当(Bento)で、さらに「元祖・国旗弁当」ともいえる(笑)日の丸弁当にならって、その国の料理や食材で国旗を作ってみようと思い立った次第。それぞれのレシピに由来を記してある通り、その国らしさ、民族性とその誇りが、旗のデザインの中に凝縮されているのです。
2010 W杯出場32カ国の国旗弁当(グループ別)
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南アフリカダーバンカレー& ボボティー |
フランスフランスチーズ他 |
メキシコチレスエンノガダ |
ウルグアイチョリソの カルボナーラ |
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| B | ![]() |
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韓国キムパプ |
ナイジェリアオクラスープ |
ギリシャパスティチョ |
アルゼンチンエンパナーダ |
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アルジェリアグリーンピースとそら豆のクスクス |
イングランドB.L.T.サンドウィッチ |
アメリカトマトケチャップ& 白身のオムレツ |
スロベニアそば粉のパン (ソーダブレッド) |
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ドイツシュペッツェレ& ヤクトヴルスト |
ガーナオクラシチュー& トマトシチュー |
セルビアブレク |
オーストラリアビーフステーキ with ソイソース |
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デンマークスモーブロー |
カメルーンエビとトマトの シチュー |
日本日の丸弁当& とんかつ |
オランダパネクック |
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ニュージーランドラムの香草焼き |
パラグアイソパパラグアージャ |
イタリアマルゲリータ |
スロバキアゼミアコヴェプラツキ &グヤーシュ |
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| G | ![]() |
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北朝鮮豚とキムチの炒め物 |
ブラジルフェイジョアーダ& コウベ |
コートジボワールピーナッツシチュー& じゃがいものフーフー |
ポルトガルアロスデマリスコス& イワシのトマト煮 |
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スペインパエリア& イカのガリシア風 |
スイススイスチーズ& 生ハム&白パン |
ホンジュラスエンチラーダス |
チリパステルデチョクロ& ソパデマリスコス |
※国旗弁当を紹介いただいた記事
→W杯に先駆け「南ア」巡り 観光・食の情報サイトにぎわす
(日本経済新聞 4月15日付)
2002年、2006年のW杯の時も出場国のレシピを紹介したのですが、パワーアップをはかりたく、立案からオリジナルレシピの開発、実施まで4年程かけました(ワールドカップと同じですね(笑)。その間、国旗色に合っていて、それぞれの国民食にふさわしい料理を探すのに、各国レストランを巡って助言をいただいたり、レシピ本収集に海外に出かけたり(たとえばアルジェリア)。
本当にたくさんの料理に出会いましたが、実際に作る段階では作り直しも多々ありました。各国にとって大切な国旗を扱うということで、作るときはちょっと緊張しました(笑)。
さて、イングランド発祥のシンプルな競技であるサッカーは、世界でもっとも普及している団体スポーツです。その単純さと、直接ぶつかり合う激しさゆえに、人間の本能に訴えるものがあるのかも。ヨーロッパや南米など国によって、サッカーは人生そのものであると深い思いをいだく人も少なくありません。
ワールドカップでは、選ばれた代表チームが国や民族の威信をかけて戦い、お国柄や政治を反映して時には代理戦争さながらの「因縁の対決」になるところがおもしろく、そうあっても優れた選手は国や民族に関係なく賞賛されること、○年○○大会のときのあの対戦、といったように、過去の試合の歴史を世界中で共有できるところ等が、奥深く、魅力的です。
私自身の経験では、かつてチュニジアをひとり旅していたとき、現地語であるアラビア語もフランス語もわからずに心細く思っていたところ、「ナカタ、ナカタ」(当時イタリアのセリエAに在籍していた中田英寿選手のこと)と声をかけてコミュニケーションを取ろうとしてくれた、サッカーボールを持った現地の子供たちのことが強く印象に残っています。
(それ以来、4年ごとのW杯の期間は、サッカーのことがつねに気になって毎日のように観戦に熱中し、大会が終わった後は、燃え尽きたように?しばらく気の抜けた状態になってしまいます...。すべての国が参加できるわけではなく、選ばれし各国代表チームによる体を張った直接の真剣勝負である点が、個人的にはオリンピックよりも思い入れの強い理由です(笑)。
料理と同じように、サッカーも、言葉や文化の壁を越えて世界中の人々と共感しあえるのがいいですね!
というわけで、ワールドカップ期間には日本代表の応援はもちろんのこと、この機会にひとつひとつの出場国を身近に感じて、お子さんから大人まで幅広い世代の方々に、楽しみながら各国の料理・文化を知る機会を持っていただけたらうれしいです。
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さて、国旗弁当づくりで最初に決めておいたルールや、事前に了承いただきたいこと等を以下に記しておきますね。
■お弁当の中に少なくとも1品は、国民食ともいえるその国らしい料理や、食材を加える (そのため色鮮やかでない場合があります)。
■国旗によく使われる青い色、水色は食材に皆無のため、紫色などで代用。
■なるべく栄養バランスがよく、食べておいしいお弁当になるように心がける。色が単調だったり、食材の栄養が偏っている国旗弁当は、適宜、別容器で食べ物を補充してください(たとえばスープやサラダ)。
■子供たちにも作れるように、日本の普通のスーパーで買える食材を使い、レシピは、時には出来合いの缶詰などを利用してなるべく簡素に(ただし、レシピの難易度には多少ばらつきがあります)。
■各レシピの材料は、お弁当箱の大きさの幅を考えて、多めの量を表記(ちなみに、今回使用したお弁当箱は、内寸15cm×9.5cm×3.5cmと大きめです)。料理が余ることが多いので注意。
※紹介している世界の料理レシピは、お弁当だけでなく、お皿に盛ってそのまま家庭の食卓でも楽しめます。
さて、日本はグループEに入り、カメルーン、オランダ、デンマークと戦います。日本の日の丸弁当にはゲン担ぎに「とんかつ(勝つ)」を付け、そして、もっとも手ごわい相手であるオランダのお弁当には、同じくゲン担ぎで、試合を日本のペースに巻いてしまえるよう(笑)、オランダ風パンケーキの「パネクック」を巻いてお弁当箱に入れてみました(みなさんもぜひ考えてみてください)。
といった感じで、ワールドカップ開催期間には、遊び心で各国のお弁当対決?を楽しみながら、観戦をさらに盛り上げてくださいね!(笑)。
参照
■e-foodの過去のサッカー・ワールドカップの料理イベント・リポート
・2010年 南アフリカ大会 (5月22日開催。32カ国のワイン・テイスティングと国旗ピザ)
・2006年 ドイツ大会
・2002年 日本・韓国大会
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モットーは「食は最高のコミュニケーション手段のひとつ」。言語や習慣の違いを越えて"おいしい!"で人と人をつなぐ世界の料理の魅力を広めたい思いから、珠玉の料理を求めて、拠点の東京をはじめ、日本全国・世界各地のレストランや食スポット等を取材で飛び回っております。
このブログでは、レシピやお店、旅行など世界の食べ物の話題を幅広く紹介します。
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noriranさん
コメントと励ましのお言葉をいただきありがとうございます。うれしいです。
さて、いよいよ始まりましたワールドカップ。日本もカメルーンに勝って幸先よいスタートで、ぜひ勝ち進んでいってほしいですね。
次は打倒オランダ、強敵ですがゲン担ぎで奇跡よ起これ!
素晴らしいです!!!
敬意をこめて!TBさせてください。