2010年01月19日


東京アラウンドザワールド・プロジェクト(TAP)の一環で1月16日、渋谷区の代々木上原にある日本最大のトルコ系モスク(イスラーム寺院)「東京ジャーミイ」を訪ねる会を開催。冷たい北風の吹く晴れわたった寒空のもとではありましたが、22名のご参加者を賜り、無事、催行することができました。
当日は、日本語が堪能なモスク職員のフセインさんのガイドとともに、礼拝前の誰もいないモスク内をじっくりと見学。ロシア革命で亡命してきたカザン系トルコ人たちが1938年に造ったというこのモスクの由来、イスラーム教の基本、そしてイスラームの食習慣についてレクチャーしていていただきました。16世紀の全盛期のオスマントルコ様式により2000年に再建された豪華で壮麗なモスク。建物の中は、まるで夢の中にいるような美しさでした。また、建材すべてをトルコから運んだというだけあり、建物内では日本にいることを忘れてしまうくらいです。


↑モスク内では女性は頭にスカーフを着衣。モスク内のあまりの美しさに、参加者のみなさんも写真撮影にも熱が入っていた。
イスラームの食習慣というと、豚肉を食べてはいけない、ということがすぐ思い浮かびますが、虫や蛇といった見た目が忌み嫌われるようなものも食べてはいけないのを初めて知りました。ただし各地にローカルルールがあり、たとえばトルコではウナギはポピュラーな食べ物ではなく、姿が蛇に似ているけれど、日本では食べてもよいとされていてるそう。在日トルコ人はそのウナギを喜んで食べているというお話は愉快でした。


↑左写真はオスマントルコ時代のトルコ家庭の一室を再現したもの。タイルが美しい。右写真はトルコのポピュラーなお菓子バクラヴァ。箱入りよりも自家製が断然おいしい。
見学後は、新宿のトルコ料理レストラン「ウスキュダル」(西口店)さんに作っていただいたトルコのお菓子バクラヴァと、モスク提供のチャイをいただきました。またカフェ・バグダッドさん制作の「下北沢アラブ街マップ」(下写真)を配布。参加者の方はモスク見学の終了後、三々五々に近隣のアラブ系レストランなどを訪ねて、余韻を楽しんでおられました。

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モットーは「食は最高のコミュニケーション手段のひとつ」。言語や習慣の違いを越えて"おいしい!"で人と人をつなぐ世界の料理の魅力を広めたい思いから、珠玉の料理を求めて、拠点の東京をはじめ、日本全国・世界各地のレストランや食スポット等を取材で飛び回っております。
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