2009年05月25日

※お店はいったん閉店して、2010年3月19日にANAインターコンチネンタルホテル東京の36階に再オープンしました。以下は表参道時代のリポートですが、3月20日に新店にうかがったところ、基本メニューは移転後も変わっていないようでした。
【溜池山王】パリに本店を持つミシュラン3つ星レストラン「ピエール・ガニェール」のシェフ、ピエール・ガニェールさんが来日したところを見計らって、表参道にある東京店のランチにうかがってきました。
この日のランチメニューはこんな感じでした(魚料理・肉料理を選べるコースもあります)。
アミューズ
アニスとライムのアンフュージョン アヴォカドのピュレ
イカ墨ボンボン カルダモンとパッションフルーツのバターソース
桜鱒のコンフィ 青リンゴのクロカン
鴨のブーシェ シードルビネガーを効かせた小玉葱
トウモロコシのクレーム 柚子胡椒入りのリコッタチーズをアクセントに
前菜
アモンティリャードシェリー酒でマリネした平貝の薄切り カリフラワーのヴルーテ 鰹風味
アスパラガスのパセリ風味とそのアイスクリーム”アルジャントゥイユ”
魚料理
焦がしバターで調理したアイナメのパヴェ 岩海苔とシリアル (上写真)
ラタトゥイユ ジュンサイとほのかに燻製したアイナメ 胡瓜のサラダを添えて
肉料理
セージの香る梅山豚のグリエ 小さなナスの”アルティ”
ブーダンノワールのラビオリ ”ラムとオレンジ”で仕上げた大根
デセール
↑
↑皿数の多彩さを目で楽しみ、味でさらに感動。割とこじんまりとしたフロアも落ち着いた感じで心地よい。
アミューズが懐石料理のように小皿で多種多様に出てくるのにびっくり。そして締めのデセールが3品連続で出てくるのにまたびっくり。まるでレストランが劇場にでもなったようで、オープニングからフィナーレにいたるまで、お客さんを驚かせ、喜ばせ、感動させてしまう術はさすがです。
アスパラガスのアイスクリームやラムとオレンジで仕上げた大根といった、多彩な食材と調理法、その魅惑的な相乗効果は、食のプロを目指す方などのきっといい勉強になるだろうなぁ、などと思いました。また、食材を見てお気づきの通り、ガニェール氏もまた”地産地消”の発想をお持ちのようで、ジュンサイや岩海苔、沖縄の海ぶどう、柚子胡椒など、意外とも思えるものを含む日本特有の食材が料理の中にちらほら目立っていました。
本物の一流店では、よい食材を使い、おいしく調理するのは当たり前なのですね。他にない個性とおもてなし心で、「また来てみたいなぁ」とついつい思ってしまうことでしょう。
***
ジョエル・ロブション、アラン・デュカス、ミッシェル・トロワグロ、ポール・ボキューズ、そしてピエール・ガニェール...と、フランスのミシュラン3つ星シェフのレストランの東京店がオープンし始めて久しいこの頃。彼らの中には年に何回か、店の視察のために来日される方も少なくないようです。
もちろん、いつ訪れても本店のクォリティを受け継いだお料理を提供しているはずで、ガニェール氏のお店でも厨房にウェブカメラが備えられていて、ご本人がフランスから出来上がりのお皿をチェックされているそうです(これもすごい話ですね!)。それでも、「本人がそこにいるといないとでは、厨房の緊張感がまるで違う」とは、ある日本人スタッフの談。緊張される厨房のスタッフの方にはちょっとお気の毒ですが(笑)、どうせならご本人監修のお料理をいただいてみたいものですよね。
なお、シェフの来日情報は、お店のサイトをこまめにチェックしていると出ていたりしますよ。
昨年は韓国・ソウルのロッテホテル内にも支店がオープンし、視察店が新たに加わって大変お忙しそうなガニェールさん。そんな忙しい合間にもマスコミ取材をこなし、お客さんのサイン・記念撮影に気軽に応じてくださるなど精力的に動いておられました。独創的なお料理にも彼の探求心へのバイタリティがうかがえるようで、いいパワーを分けていただいた気がしました。
ピエール・ガニェール・ア・東京
東京都港区赤坂1-2-12-33 ANAインターコンチネンタルホテル東京36階
Tel. 03-3505-9505
http://www.pierre-gagnaire.jp/
■営業時間:ランチ11:30-14:00(LO)、ディナー18:00-21:00LO
■定休日:月
※ランチコース6000円?(サ10%別) / 平日ランチ3800円?
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